八栗の天狗さまとは
本堂後方に鎮座する中将坊堂。その本尊は中将坊さまで、讃岐三大天狗の一人です。天狗は修行者の象徴であり、八栗寺が古くから山岳修行の場所であった名残りといえます。また、中将坊さまは七福神のひとつである大黒天の生まれ変わりであり、大黒天のご真言「オンマカキャラヤソワカ」と唱えます。
除災招福・健脚祈願などのご利益があります。お堂の横に奉納された下駄が汚れているのは、中将坊さまがそれを履いて夜中に願いをかなえるために駆け巡ったからだと言われています。
なお、讃岐三大天狗とは中将坊と白峯山の相模坊と金毘羅山の金剛坊です。
- ●毎月1日及び16日午後2時30分から中将坊様のご開帳をしてご祈願しています。
お加持について詳しくは年中行事の【中将坊祈願】をご確認ください。 - ●なお、階段の途中にある「石仏」は目の病にきくといわれています。